#172 美しい仕事【三日坊主とひとりごと】
大学出たばかりのとき 2年くらい、 雑誌のDTP制作会社で 働いていたことがある。 就職が決まらなくて やむを得ずアルバイトした 会社だったけれど、 今では、あの経験ができて 本当によかったと思ってい…
大学出たばかりのとき 2年くらい、 雑誌のDTP制作会社で 働いていたことがある。 就職が決まらなくて やむを得ずアルバイトした 会社だったけれど、 今では、あの経験ができて 本当によかったと思ってい…
ここ2、3か月というもの 私は映画館に行きたくて 仕方なかった。 「映画がみたい」ではなく 「映画館に行きたい」 (映画がみたいだけなら、 迷わず下北沢のDORAMAに行く) たまにそういうときがある…
中学の同級生に 「おれは、自衛隊になる!」と 公言していた男の子がいた。 そんなに正義感が 強いタイプでも 体育会系でもなく ごくふつうの 中学生だったと記憶している。 卒業から5年がたった、 成人式…
自分が書くばかり、 なにかを絞りだすばかりの 日々から少しはなれ、 この夏は、いろいろな すばらしいコンテンツに 触れることができた。 久しぶりに ミステリーの王道、 アガサ・クリスティの名作に どっ…
日々、いろんなところで 目にする、いろんな人の仕事。 私の場合、目に留めるのは 「すばらしい原稿」 であることが多いけれど そういうものに触れて こころ動かされるとき、 その感情には2種類ある。 単純…
「うだる(茹だる)ような暑さ」 とはよくいったもので、 電車を降りた瞬間に 一瞬で体にまとわりつく熱気 大きく息を吸い込んだり 夏空を見上げたりすることすら なんだか ためらってしまう。 記憶のなかに…
私は「よし、ライターになるぞ!」 と思って独立したのではないので 今まで、書き手として あんまり覚悟が なかったんだな、と しみじみ思ったのが、去年。 ただ目の前にある 仕事に片っ端から かじりついて…
このあいだ久しぶりに 「やっぱ、読書っていいよね!」 という感覚を味わった。 最近、めっきり読むことが 少なくなってしまったのだけど、 私はミステリーファンである。 中学生くらいのときから、 赤川次郎…
「旅行」ということばに そこまで高揚を感じない。 いわゆる「観光旅行」が あまりすきではないと 自覚したのはたぶん、 高校の修学旅行だ。 みんな仲良くプランを考え、 次から次へと効率よく 観光地を回る…
結城浩さんの文章がすきで、 ときどき過去のnoteなんかを 読み返すのだけど 何回見てもタイトルで 「ドキッ」とするのが これ。 「文章を書くというのは楽しい仕事です。 でも、文章を書く仕事は「無から…