基本的な人体のことを、わたしはなにも意識せずに生きてきた。
なんのこっちゃ、と思われるかもしれないが、まず、わたしは食にまったく興味がなかった。
「興味がない」といっても、「別にグルメではない」というだけなら何も問題なかったと思う。わたしの場合は「栄養バランスとか食べる時間とか基本的なことすべてに無頓着」であることにつながっていて、お恥ずかしい話、30代半くらいまで食生活はめちゃくちゃだった。
むしろ、仕事が忙しくなればなるほど、そのストレスを食べることで解消していた。それも「たまには美味しいものを食べに行こう!」ではなく、「とりあえず疲れた心(※「身体」ではなく)が一時的にでも満たされればいい」という感覚。
夜遅く仕事から帰ってきて、とんでもない時間にラーメンとかジャンクフードとか甘いものとかを詰め込んでしまい、翌日朝から胃がもたれて気持ち悪い、みたいな日がけっこうあった。THE悪循環。
加齢の影響、コロナ禍での生活変容などが重なり、さすがに自分の健康状態に危機感を抱いて、数年前に食生活を見直した。そのときはとりあえず10kgくらい減量できて、「人体は口から入るものと生活習慣でつくられている」という超基本的なことを痛感した。
ここ2か月くらい、ちょっと生活全般のリズムが崩れかけていたので、自戒のために改めてここに書くことにした。2025年下半期の減量目標も一応立てて実行中。がんばる。