「もう無理です、脳みそのキャパを超えています」とレッドランプが点滅しはじめたので、考えるのにけっこうなCPUを割かなければならない仕事、タスクをできる限り避けはじめて数年がたつが、ようやく常時イエロー、ときどきレッド、みたいな感じの日常になりつつある。まだコントロールが難しい。
「書くこと」は限りなく「考えること」とイコールなので、必然的に書く仕事もかなり意識して絞っている。
しかし、インターネットの海を介してなにかしら活動内容を発信するためにはテキストデータをコツコツつくるしかないわけで、でも完全にキャパオーバーで、長いことずっと、そこに思うようなリソースを投資できずにいた。
そこで苦肉の策というか、「次はそっちだ!」と飛びついたのが音声コンテンツなのだが、その発信が、ちょっとずつプラスにはたらきはじめている。気がする。
書かなくていいって、なんてすてきなのだろうか。とはいえしゃべることが苦手なわたしは、一人語りのような器用なことはできない。(台本が必要になるので、結局書く作業が生まれる)
コミュニティメンバーが参加してくれたことで、いろいろと新鮮な気づきのある時間が生まれていてありがたい。「聞いてるよ」とわざわざ連絡してくれる人とかもいて、やっぱり何かしらの発信は継続してみるもんだな、としみじみ思っている。
とりあえずは無理せずこのまま、ゆらゆらと、細々と、続けてみることにしようと思う。