#714 本をつくる沼【三日坊主とひとりごと】

今度、下北沢で開催される「日記祭」に参加することになって、仕事の合間に本をつくる作業を進めている。メルマガで1年配信してきたテキストが、数えたら3万字くらいあって、そのまま製本すればいけるやん、と思い、勢いで応募したのだった。

もとは雑誌のDTP制作の会社や、紙媒体のデザイン・印刷をする会社で働いていて、いろんな企業の冊子とかパンフレットとかをつくっていたけれど、自分自身の、しかも「本」の形態をとったものをつくるのは人生ではじめてである。

だいたい15年以上前の知識とはいえ、多少はDTPや印刷のことを知っていて、それが今さらながら十二分に活きていて、いつ何が役に立つかわからんもんだな、と思うなどしている。

そして、当たり前だけど「全部あなたが決めていいですよ」という仕事はほとんどないので、ゼロからものをつくることに右往左往している。

サイズをどうするか。本文の組版をどうするか。フォントは。文字間は。行間は。タイトルの入れ方はどうしよう。紙の種類は。遊び紙を入れるかどうか。表紙とカバーの関連性。デザイン、何のソフトだったら入稿できるか。タイトルどうしよう。本名出す?出さない?

組版ひとつ取ってみても、縦書きの表記の仕方は選択することが多く、自由度が高いのでひとつひとつのことに迷ってしまう。

これが醍醐味なのかもしれないが、これは果てしない沼だ。ほどほどに、ハマらないようにしないと、と思う。