安達茉莉子さんの『私の生活改善運動』を読んで、ああそうか、わたしが4-5年かけてひとつずつ取り組んでいたことは、「運動」だったんだな、とぼんやり思った。
完全に仕事中心の生活。部屋の状態は置き去り。適当に選ばれて無意識に消費される道具たち。何が快適で、何を大事にしたいのか、優先順位などなく、ひとり暮らしサイズの箱なのに、本当に必要なものなのか、ガラクタなのか、もう何もわからなくなったものであふれかえっていた。
きっかけはコロナ禍で、自宅ですごすことが増えたから。ありがたいことに、わたしは今すごしているアパートの一室の立地と、気の流れのようなものはすごく気に入っていた。だから見直すのは中身だけでよかった。(引っ越しから考えていたら、もっと大変だった)
最初は服、家具、まったく整理していなかった仕事関係の資料や書類、あんまり使わない家電製品(掃除機とか)、いちばん時間がかかった本と本棚。去年はついに無機質なパソコンデスクを半円型のダイニングテーブルに変えて、PCの前でご飯を食べなくてもいい環境が10年ぶりくらいに整った。
ひと段落したと思っていたのだけど、まだあった。『私の生活改善運動』を読んで、潜在的にたぶんずーっとおさえていた気持ちを思い出してしまった。
ベッドをセミダブルにしたい。
今のベッドが実はセミシングルサイズなのである。使っている布団も、もう古い。今年は寝具一式の見直しかな。