#702 平日に我に帰る【三日坊主とひとりごと】

本当にたまたまなのだけど、1週間のあいだに、歯医者の定期検診、皮膚科の再診(薬がなくなった)、美容院(白髪染めしないとやばい)、郵便局やら銀行やらに行く、みたいなこまごました予定が重なっていたときがあった。

とりあえず全部、平日の日中に分散して普通にスケジュールを組んだのだけど、もしわたしがフルタイムの会社員だったら、たぶんこれ全部土日に詰め込まないといけないんだよなぁ。

用事を平日に済ませたかったら、わざわざ半休とかを申請したりしなきゃムリなんだよねぇ。なんて、久しぶりに「はたらきかた」的なことに思いを馳せた。

わたしは20代のころ、たった4年弱しか会社員をしていないけれど、まあまあ忙しい業種だったので、アフターファイブに予定を入れることはほぼできず、病院も土日空いているところをわざわざ探して行っていたような記憶がある。

ちょっとした用事を済ませたいときとか、天候の影響で交通機関の運行が微妙なときとか、わざわざ上長におうかがいを立てなければ何もできないことが本当に嫌だった。

雇われの身であり、そういう就労条件に基づいて働いていたのだから仕方ないといえば仕方ないのだけど、ぜんぜん腑に落ちてはいなかった。

わたしが会社員にもう絶対戻れないと思っている最大の要因は、このスケジュール問題と、毎日行われる朝会的な儀式(あえてこう書く)への苦手意識。これはもう、性格的なものだからどうしようもない。