#687 真夜中の空白【三日坊主とひとりごと】

夕飯を食べるタイミングを逸してしまい、ごろごろうだうだしたまま寝落ちして、真夜中に目が覚めたはいいが寝付けない、思考がネガティブな方にどんどん転げ落ちていく感覚があってどうしようもなくなり、深夜1時半にむくりと起き出し、おもむろに簡易味噌煮込みうどんをつくって食べた。しょうがと味噌多めで。

胃がもたれてまた眠れなくなったらどうしよう、と不安が頭をよぎらなくもなかったが、ぽっかり空いてしまったようなその空白を埋める方法をほかに思いつかなかった。余っていたチャイとヨーグルトもつけた。結果的に適度に身体が温まり落ち着いたのか、目覚めたのは明るくなってからだった。

睡眠をきちんと取らなければ、という気持ちはあるのだけれど、真夜中、誰にもなにも邪魔されないひとりの静謐な時間がすきすぎて、なかなか改善ができない。

メンタルが落ちているときは、太陽の光は暴力でしかない。朝目覚めたとき、外が明るくなってしまっていることの絶望感を抱いてしまうときは、だいぶ弱っているサインだ。本当はさわやかですばらしいもののはずなのに。それを享受できないこともある。

すこしでも改善しようとあがいて、他人の手を借りるためストレッチ専門店に通うことにした。ジムもマッサージも整体も、いまいち改善につながらなかったけれど、いまの自分の身体の状態(信じられないくらいかたい)を考えるとベストじゃなかろうか。どう転ぶかはわからないが。