年末年始、どうしてもダウンしがちだ。まずどんなに調整しているつもりでも、想定外のことが起きる。それに対応しているうちに、ダウンというか電池がぱつん、と切れてしまう。これは20代、会社員の頃から変わらない。
電池が切れると、ほとんど頭がまわらなくなる。こんなふうに一時的な燃え尽き症候群のようなかんじになるのはいつも、年末年始だけだ。なぜかはわからん。
完全休養を決めた休暇期間を終えて、ゆるゆると仕事に復帰する。この瞬間、「やっぱりもう会社員には戻れないな」と毎年のように思う。自分のペースで粛々と日常を取り戻していく。
と、思ったが、今年はなんだかうまくエンジンがかからない。気がする。やらなければならないことは、目の前にすでに山積みなのに。
なんだかそれをぼんやりと他人事のように眺めながら、内心「いつまでこれ繰り返そうとしているんだっけ?」と、なんとも冷たい視線で自分自身を見つめているわたしもいる。
2023年はまちがいなく、ライフイベント的な意味で人生の転機だった。それをうけてこれからどうするのかが、今年のテーマになるのかもしれない。
とはいえ年間の目標は決めない。そんなものはない。ピンとこない、ともいえるかもしれない。特になにも決めずに、できることを一つずつ実行しながら、自分を省りみながらゆくしかないのだ。
去年から引き続き、今年もそんな心境。ままならないこと続きだけど、そんなもんだろう。