2023年、ここに書き散らした投稿をめずらしくふりかえってみた。今年は前半と後半でまるで状況が変わったので、春夏ごろの記録はもうずっと遠い過去の話のような気もするし、ついこの間のできごとのような感覚もあるし、なんだかとても不思議だ。
10月ごろから、ようやく「自分の好きなもの」のこととか、わざわざ好きこのんで東京で暮らしている意味とか、これからどうしたい? みたいな、自分向きのベクトルについて改めて考えるようになった。
行きたいな、と思ったライブや映画、展示があったらすぐにチケットを取って、そのためのスケジュールを確保した。それが簡単にできるから、わたしは都会がすきなのだ。今までは仕事を言い訳にしたり、出不精を発動しめんどうくさがったりして結局足を運ばないことの方が多かったから。
12月にチケットを取っていた演劇の公演だけ、どうしても都合がつかなくなってしまい泣く泣くあきらめた以外は(めちゃくちゃ悲しかった)、定期的にそういった機会をつくれている。
わがままに生きている自覚はあったのだけど、今まで自分自身のことだけ考えているようでいて、そうでもなかったのかもしれないと思う。「そうしなきゃ生きていけないじゃん」というのが前提にあって、あくまでそっちが軸になって日々が回っていた感じ。
うまく言語化できている気はしない。でも改めて、自分向きのやじるしとじっくり見つめ合ってみる時間も悪くはない。