#619 なにかかく【三日坊主とひとりごと】

なにもする気がしなくて、とりあえずPCの前に座ったけれど、やっぱりそこから先に進まなくて、とりあえずこのサイトを開く。なにもないけど、なにかかいてみよう。

明け方、ベッドの中でスマホを開いてしまうと、起きるタイミングを見失う。予定が何もないときはとりあえずゴロゴロ、「何時に起きなきゃ」と思うことをやめている。

SNSは最近、ほとんどアプリを開いてすらいないのだけれど、たまにのぞいてみると、自分がびっくりするぐらい冷め切っているのを実感する。

以前は、書かれている一つひとつのことに過剰に反応して、焦ったり、苛立ったり、腹をたてたりしていたのだけれど。

流れていく140字の言葉たちを、ただどこかの海をただよってそのうち消えていってしまう泡くらいの感覚で受け取れるようになった。

それがいいことなのか、悪いことなのかはわからないけれど、自分のこころが不必要にささくれ立たなくなったことだけは事実だ。

いろんなことを遮断してみたら、いま自分が何を望んでいるのか、そのうち勝手に浮き彫りになるだろうと思っていた。というか、いまもそう思っていて、それが自然に表面化してくるまでは、しばらくは何もない日々に埋没して生きていくことを赦してあげることにした。

「もっと自分を赦してもいいんじゃないか」と、いわれたことがあった。

「赦し」という言葉が、なんだかとてもしっくりきて、いまこそ、その言葉に甘えておきたいと思っている。