#598 春ですね【三日坊主とひとりごと】

春である。家の中に相変わらず引きこもってはいるものの、かなり春めいてきている空気は感じる。ただ、このまま引きこもっていると桜も見逃してしまいそうだから、明日あたりはふらりと外に出てみようかと思う。

いろいろとままならないことは多いし、これからこの世界がどんな風に動いていくのか想像もつかないけれど、生きている限りその日その日を暮らしていくしかなくて、どんなことがあってもこころを無駄に乱されないように、ゆっくり深く呼吸しながらすごしていきたい。

……なんていうと、なんだか厭世家か世捨て人か、そんな類の匂いがぷんぷんするけれど。

背伸びしたりハッタリかましたり暗闇でがむしゃらに走るのをやめる。という、年相応のふるまいへと移行しているだけなのだと思う。

役割だとか責任だとか義務だとか、凝り固まった「こうすべき」みたいな考え方をするのにすっかり疲れ果てていることは確かであって、切り替えにずいぶん、燃料をつかっているのが今なのだろう。だから他のエネルギーは全力でセーブしている。全力で。

逆にたぶん、「今だから」この選択をしてよかったのかもしれない。あと何年、元気で働けるかなんてわからないのだから。

だんだん何を書いているのか自分でもわからなくなってきた。

とにもかくにも「さ、切り替えよ」というモードになっている。春めいてきた空気が、それをいっそう加速させていく。

やらなきゃいけないことはたくさんあるけどな。