最終営業日である。仕事は終わっていない。積み残しはしたくないけど、今日1日でどこまで終わるか。ただ、こうやって文章を書いているということは、エンジンがまだかかっていないということだ。毎年そうだけど、年末の何日かは完全に燃料切れを起こしている。かろうじて匍匐前進してるみたいな感じである。
まずタスクを書き出すべきなのかもしれない。でもデスクの前に座っても1ミリも集中できず、片耳ではPodcastが流れている。なんとなくそのまま、ボーッとキーボードを叩き続けている。もはやどちらも中途半端。昨日、寝落ちしてしまったことを思い出す。今すぐ立ち上がってシャワーを浴びた方がいいかもしれない。じゃないと郵便局に行けない。というかその準備もできてない。
そういえばクリスマスだというのに、冷蔵庫にも何もない。ああでもクリスマスだからって、もう10年以上なんにもしてないか。いつもだいたい仕事して終わってるか。今日もたぶん、寝落ちか。
今年は年末年始の帰省も取りやめることにしたので、1週間まるっと時間がある。ふとすると、「その間にやればいいか」とも思ってしまうけれど、それで何もできたためしがない。やめよう。
こんな風に、頭の中にある余計な言葉をぽろぽろこぼしているうちに、だんだんと自分の中に余白ができてきて、ぎゅうぎゅうにつまっていた何かが循環をはじめる。たぶんそんな感じ。
さて、ここからどこまで集中力が続くか。