下山モードになっている。最近、話を聞いてもらった人に、いま自分がやろうとしていることに「下山」というキーワードを当てはめてもらってから、その言葉がしっくりきすぎて超多用している。
面白いもので、一度「下山する」と決めたら、これまで執着していたものや、知らず知らずのうちにしがみついていたもの、なんでこれを持っていたのか自分でもよくわからない持ち物、押入れの奥にしまいこんでいた荷物、いろんなものが目について、「手放そ」と即決できるようになった。
でも、決して山奥に引きこもりたいとか、仙人みたいな暮らしがしたいとか、ミニマリストになろうとか、そういうことではなかったりする。
物を手放すのは、いままでの生活を一新していまの自分に最適化したいから。(代わりに欲しいものがちょいちょい出てきている)
辞めることを増やすのは、他にやったほうがよさそうなこと、やるべきことがあるから。(一日は24時間しかないし、わたしの身体はひとつしかない)
だから下山といっても、世捨て人みたいになる気はぜんぜんない。次の山を物色しているみたいな感じである。2つの山に、同時には登れないから。
とはいえ相変わらずふりしぼる気力すら枯渇していて、生活面の負担を減らそうと試行錯誤している。
そういえば先日はじめて試した、一汁三菜の「三菜」を冷凍で届けてくれる宅配サービスのお試しがとてもよかった。定期的に頼もうかな。すこしずつ、一歩ずつ。