久しぶりに物申したくなるというか、自分のなかで悶々としてしまったことがあって、これをこのまま澱みとして体内にとどめおかないほうがいい気がしてしまい、でもテキストで残すほどでもないのでしゃべって消化した。
試しにそのキーワードで検索したら、物申している人が案の定たくさんいて、そっと画面を閉じた。人の意見が知りたかったわけではなくて、自分がなぜモヤモヤしたのかを言語化したかっただけだから。(ちょっとずるいけど)
誰でも簡単に発信することができるから、深く考えてないこと、誰かを傷つけてしまうようなこと、誤解を与えやすいこと、そんなこともすべて世に放たれてしまう。
よろこばしい、自由な側面だけじゃなくて、責任とかリスクヘッジとか、考えなければならないことも増えてきている。ただ、それをやりすぎて萎縮してしまうとつまらなくなる。難しい。
あるインフルエンサーの人が、「発信者に対して向けられるものが、個人で受け止められるレベルではなくなっている」といったようなニュアンスの発言をしていたのをみて、最近それについてよく考えている。
半径数キロの範囲内くらいの攻撃を避ければ生きていられた時代は終わり、いまや弓矢やらナイフやら爆弾やらが世界中から飛ばせてしまうのだ。それも、本人の心のど真ん中を狙って。
わたしたちはそのことに、常に自覚的じゃないといけないのだ。いつ、矛先が自分に向けられるかわからないのだから。