#548 見えてない選択肢【三日坊主とひとりごと】

最近、同年代の知人が新たな決断をした、という報告が相次いで、なかにはちょっとびっくりするような挑戦の話もあったりして、刺激を受けたり、自分も先のことを考えるきっかけになったりと、脳内がとても忙しい。

(ただ実際は目先に山ほどタスクがあるので、そんなこと考えている場合ではないのが現状ではある)

ときどき「この先のキャリアをどう考えているか」という質問をされることがあるのだけど、よくも悪くも「考えていない」のがわたしだった。ずっと。

それでもなんとなく、5年スパンくらいで“区切り”みたいなものを意識はしていて、その区切りがだんだんせまってくると「じゃあ、次どうする?」と自問自答するようになる。

今まで2-3回、そんな局面をむかえてきたけれど、過去の決断を今になって振り返ってみると、ステップアップするとかそういうことじゃなくて、「こうじゃなきゃいけない」という思い込みや、なぜか勝手に生成されていたストッパーをひとつずつ外す作業だったような気がしている。

意外と、人は選択肢が見えてないことが多いんだと思う。もちろん、社会的にどうとか、家族との関係性とか、人によってはさまざまな縛りや制約があって、選択肢が限られる人もいるはず。

それでも「なんでこの選択肢がありえないんだっけ?」と、絡まった糸をちょっとずつほぐして遠くを見てみると、「それもありかもしれない」という道が見えてくることも、ある。たぶん。