#542 終幕について【三日坊主とひとりごと】

どんよりした週末をすごして、どんよりした気分のまま目が覚めた月曜日の朝。カーテンを開けると秋晴れの青空が広がっていた。日曜日は一日中、泥のように眠っていたので、朝からものすごく空腹感があり、レトルトカレーを温めて食べた。スパイスで身体が目覚める。

掃除、洗濯、植物の水やりを一気にすませて、お風呂につかる。最近、活字や漫画を読む気力がどうしてもわかなくて、YouTubeのコンテンツをなんとなく流している。

布団を干すところまで家事を終えて、デスクに座る。先週末にやりきれなかったタスク整理を一つひとつ。追いついていないことが山のようにある。最近はもう「一つずつやっていくしかない」と、あきらめに似た気持ちすらある。(ただし、それはけっしてネガティブな感情ではない)

先週末、わたしにとってはちょっと驚くニュースが飛び込んできた。

「ある(存在する)のが当たり前」なんていうものは、この世の中にひとつもない。多くの人は、そのどうしようもなく圧倒的な事実を忘れがちだ。

それが「存在する」以上、どこかの誰かが必ず汗や涙を流し、歯を食いしばって、日々のしかかる何かを必死に支えている。

どうしてそんな大事なことを忘れてしまうのか。その“当たり前”が、永遠に続くような気がしてしまうのか。

ちょっと大げさかもしれないけれど、最近の自分は「継続」と同時に「終幕」について考えてしまう。決して、ネガティブな意味ではなく。