#528 カロリー消費の自覚症状【三日坊主とひとりごと】

相変わらず身体が重い。今日は夜まで仕事の予定があるので、午前中は少しゆっくりめにスタート。メールとチャットの返信、チェックする原稿の確認、ディレクションの細かい仕事。

ディレクションの仕事というのは、本当に細かく、めんどうくさいものだ。だから地味に、脳がカロリーを消費する。気力もつかう。半日くらい集中して作業すると、もう原稿を編集する気力が残っていない……なんてことも、よくある。

インタビュアーの木村俊介さんが、Twitterでこんなことをつぶやいていた。

「自己を侵食される」という感覚は、ライター時代にいやというほど味わった。やっかいなのは、自覚症状がないこと。気づかないうちに精神をすり減らしてしまい、アウトプットが出せなくなってしまったことも何度かある。

広報の仕事も、似たようなところがあると思う。自社のことを、会社を主語にして語ることに慣れすぎると、だんだん「自分が考えたこと」や「自分の内なる言葉」がわからなくなる。

アイデンティティの崩壊、というと大袈裟だろうか。

何度も書いているけれど、わたしにとってはこのnoteが、自己を保つための細い糸のひとつだ。

そういえば、また活字が読めないモードに入っている。そんなときはいつも、展開も結末も想像がつくミステリードラマを見る。好きな回を、何度もリピートすることもある。それが休憩なのだけど、そろそろ少し、外の世界に出る時間も増やした方がいいかな。