これだけ本数があると、もはや「これまでのことを振り返る」といってもとてつもなく骨が折れる。だからランダムに、ぽつりぽつりといくつかの“ひとりごと”を読み返していたら、こんな記事があった。
https://note.com/yu_pf/n/n174ee13685bd
今年の3月に書いていた記事だった。新しくはじめたことが五里霧中すぎて、正直、ちょっと沈んでいた時期である。
過去の自分にふるいたたされ、経営の先輩たちが語る言葉にはげまされては、万年器用貧乏は今日もどうにか生きている。
性格はもはや治らないと思うけれど、「5年間ここに集中する」と決めることはできる。それは単に、わたしの意志の問題だ。そろそろまた、その時がきたのかもな。
ああ、たった半年前のことだけど、春まではきつかったな。なんとなく思い出す。いまの状況を考えたら、まあまあ、この半年がんばったかな。
できていることばかりではない。むしろできてないことのほうが多いけれど、「とりあえず前には進んでいる」状況に感謝したい。
相変わらずわたしは万年器用貧乏だし、クソ真面目な割に変なところで博打うちがちだし、組織やチームというものが苦手で、自由気ままにすごすことが好きで……そういうところは、なにひとつ変わっていないけれど。
もう仕事をはじめて十数年たつけれど、わたしはあまり「仕事は楽しくやるもの」という感覚をもったことがなかった。ほとんどなかった。
「どうせやるなら楽しいほうが」という理屈にも、「そりゃあそうだけど……」と、煮え切らない思いをもっていた。
でも最近、「これが“楽しい”ということなのかもしれない」と、なんとなく、そう思えるようになった気がしている。
それがなぜなのか、まだよくわからないのだけど。知らずしらずのうちに、自分の中で「仕事」との向き合い方が変わっているのかな。