ごく当たり前の生活が、全然できてなかった。長らく独り身フリーランスだったため、ノッてくればいくらでも仕事ができてしまう。それで何の支障もなかった。
つい何年か前までは。
最近、「起業家のメンタルヘルス問題」が取り上げられているのをよく見るようになった。
わたしは起業家ではないし、そこまで、日々Hard Thingsに直面しているわけではない。
それでも3年くらい前から「なんかおかしい」「思うように仕事に集中できない」「疲れた」「気力がない」「やらなきゃいけないことができない」みたいなことが、日常的に起きるようになった。
何かを見直す時期なんだろうなと思って、長い時間をかけていろんなことを一つずつ変えてきたわけだけど、ごく最近、「あ、これがすごくわたしに足りてなかったのかもな」と思ったことがひとつ。
それは、「意識して時間を使う」ということだ。
思いついた順、気の向くままに仕事をやるとか、何かやりながら食事を流し込むとか、仕事した流れで本読みながら寝落ちするとか、当たり前になってしまっていた。
それが、どれだけ生産性を落としていたんだろうと思うと猛省しかないのだけど。(若いときはそれでもよかったんだけどね)
いきなり計画的にすべてをきっちりこなすのは性格的にムリなので、「毎日1時間は自分の時間」ということだけ、日々意識してみることにした。
これが効果てきめんで恥ずかしくなるレベル。しばらく続けてみます。