先日、あるトークイベントに参加したとき、冒頭、イベントテーマに合わせて「自分らしさを3つ書いてみる」という時間がもうけられていた。
自分らしさ。
うーん。と考え込みそうになったけれど、とりあえずそのとき頭に浮かんだことを3つ、書いてみた。
「クソ真面目」
「意外と無謀」
「言葉にこだわる」
パパッと適当に書いてみたけれど、意外とこれ、わたしを構成する要素をちゃんと表しているんじゃないかな、と思っている。
1つ目はもう、なんというか小さいころからの性分で、自分でもすっかりあきらめている性格のひとつである。プラスにはたらくこともあれば、とことんマイナスにふれることもある。まあでも、それがわたしなので仕方ない。一生つきあっていくしかない。
で、2つ目である。クソ真面目イコール堅実、というわけではないのでややこしい。何の計画性もなくフリーランスになってみたり、直感で大切なことを決めてしまったり、意外と第六感を信じて生きているところがある。
3つ目は職業柄もあるけれど、普段のコミュニケーションでも大切なこと。言葉は一瞬で、毒にも薬にも変貌する。だからこそこだわって使っていきたいと、いつも思う。わたし自身、言葉に傷つけられたこともたくさんあるけれど、どちらかといえば、言葉に救われたことへの感謝の気持ちが大きい。
「自分らしさ」とは何か、未だによくわからない。でもそれは、確実に自分の中にあるのだと思うと不思議だ。