ここのところゆっくり本が読めていなくて、積ん読本がひたすらたまっていく。仕事で使う本を購入するついでに、また気になっていた本を何冊も注文してしまった。まあ、気長に読んでいくことにする。
話題のビジネス書にも、一応ざっくりと目を通すことにしている。今日は北野唯我さんの『転職の思考法』をKindleで。
わたしは「バイト→第二新卒→派遣→フリーランス」というキャリアをたどっているので、厳密にいうと“転職経験”はない。割と早い段階で、会社への依存からは抜け出せていたと思う。(20代の頃はどっぷりだったけど)
自分のキャリアの整理の仕方、伸びる会社を見極める考え方、明確に言語化されていて、なるほどーという感想。振り返ってみれば、その定義が当てはまることが多々ある。20代でくすぶってた頃の自分に教えてあげたい。
そして、今でもそうだなぁ、と思ったのが「緊張と緩和のバランス」のくだり。
「半年間の間に強い緊張を感じた場面を書き出してみて」、悪い緊張が10以上あるなら環境を変える必要がある。逆に、“いい緊張”が3つ以下なら、今までと違うことに挑戦した方がいい、と。
これは自分の仕事を振り返るうえで、ものすごく明確な基準だと思う。
今年、フリーランスからわざわざ法人にして仕事の内容を変えようとしている理由のひとつは、まさしくそれ。
緊張する場面が減りすぎると、今の自分は楽になるけど、数年後がこわい。だから次へ、進んでいく。