#388 コントローラーは、その手にあるか?【三日坊主とひとりごと】

日々の生活(仕事を含む)に「しんどさ」が混じりはじめるのは、たいてい、自分の手でコントロールできないことが、日常の半分を超えてしまっているときだ。

「なんで会社がこうしてくれないんだろう」「どうしてあの人はこうなんだろう」と、グチや反発ばかりになってしまったり、「わたしはなんてダメなんだろう」と、できないことばかりが表に出てしまったり。

わたしがフリーランスになったのは成り行きでしかなかったし、さして大きな成功はしていないけれど、「自分の人生は、自分の覚悟次第でどうにでもできる」という体験ができただけでも、すごく意味があったと思う。

「なんだか最近、追われるばかりで疲弊してるな」と感じてしまうときは、知らず知らずのうちに、いろんなことを人任せにしている。

自分のコントローラーを、自分の手に取り戻す。

というか、本当はみんな、それぞれのコントローラーを持っているはずなのだ。

でも自分のコントローラーは、覚悟と意思がなければ使いこなせない。

先日、公開された「サイボウズ式」の記事に、こんなくだりがあった。

「自分の物語を生きる覚悟」。それはとても厳しい言葉でもある。

忙しい時間に流されて、手元のコントローラーを放置していないか。ときどき確認しないと、またどんどん流されてしまう。人任せの方が、そりゃあ楽だもの。

どうなるかはわからないけれど、もう一度、自分自身のコントローラーを握り直してみることにする。