#374 「どうしたら楽しくなるか」なんて、一度も考えてなかった【三日坊主とひとりごと】

こないだ、すごい唐突に気づいたことがある。

「わたし、仕事を“楽しくしよう”と思って取り組んできたこと、1回もないかもしれない」

……字面だけ見ると時代錯誤はなはだしく見えるので、言い訳します。

決して「楽しい仕事がない」わけじゃなく、いつも「結果的に楽しかった」となるだけ。

「どう仕事を楽しくするか」と、それを“起点”に考えたことがないということ。そもそもそういう発想がまったくなかった。

わたしは独立して5年間、単独で動く案件、お互いプロの方と必要最低限の連携を取るだけの案件をメインに仕事してきた。

だけどここのところ、チームで動く仕事があり、そこの関わり方に四苦八苦していて。

あー、わたしチーム戦が苦手なんやな。ということには早々に気づいたものの、じゃあどうしたものか、という答えがぜんぜん見出せずにいた。

で、ライター仕事のありがたいところは、まさに「チームをマネジメントしてる優秀なマネージャーさん」とか、「社内でバリバリ成果を出してるトッププレイヤー」とか、そういう現場の人たちにインタビューできることである。

取材しつつ、自分の身に置き換えて考えたり、「そういう考えがあるのね」と参考にしたり、ちょっとずつ考えを深めていたところ……気づいてしまった。

「あ、そういえば、最初に“どうやったら楽しくなるか”とか、考えたことなかったわ」

それってマネジメントには致命的なのかな?

ここから、また考えていく。