「土日のうちにあの仕事をやってしまおう……!」と、思いがちだったけれど、ここのところ、土曜日は1日休むと決めている。
平日5日間は全力で走りきって、思い切り休む。思うままにゴロゴロする。どうしても土曜に予定があるときは、日曜。とにかくどちらか1日は、「完全にひとりでぼーっとする」時間をつくっている。
気のすむまで二度寝して、お昼ごろにようやく起き出す。そのままベッドの中でミステリー小説やマンガを読みふけるときもある。
昨日は洗濯物がたまっていたので、とりあえず重い腰をあげて洗濯機を2回まわす。それで“1日の仕事”は、終わり。
すぐベッドにまいもどって、ずーっと積ん読していた米澤穂信さんの『王とサーカス』をゆっくり読んだ。
ネパールのカトマンズを舞台にしたものがたりのおかげで、海外の空気にふれたような感覚に、少しずつすこしずつ沈んでゆく。活字中毒のわたしにとっては、至福の時間である。
もちろん友人たちとすごす時間も大切なのだけど、わたしはあんまり協調性もないし、社交性にも欠けるので、こういうまとまった時間がないと、どんどんすり減ってしまう。
もっと何もしたくないときは、Uber Eats(最近めでたく配達圏内になった)やら出前やらをとるときもあるけれど、今回は冷蔵庫の余り物で簡単に自炊。小腹を満たして、また惰眠をむさぼる。
また仕事モードになるのは、日曜日の夕方頃からだ。さて、そろそろ仕事します。