#348 すべての人間は消耗品である【三日坊主とひとりごと】

数年前に一時期、毎週のようにいろんなセミナーやら交流会やらに出ていたことがあるのだけど(仕事と人脈欲しさに)、あるときからパタリと、本当に興味があるもの以外は参加しなくなった。

わたしはもともと、とにかく大勢の集まりが苦手だ。そもそも会話が苦手だし、自分のことを話すのがそんなに好きではないし、まあなんというか引きこもり体質なのである。

「はじめまして」からスタートする懇親会、自分のことをイチから説明しなきゃいけない交流会、10人以上の人がワラワラと集まる飲み会(本音をいうと6人くらいまでにしていただきたい)。

もちろん、いろんなところに顔を出していたから得られた出会いもあった。ときどき、自分の世界を広げるのにはいいのかもしれない。

でも一定のつながりができたら、そこから脱却してもいいような気がしてきた。30代も半ばにさしかかり、新しい出会いにどこか疲弊している自分に気づいてしまった。

むやみやたらと「はじめまして」を繰り返すよりも、ある程度の人とつながってそれが基盤になったら、次は自分自身の活動に専念するのがいいと思う。

今度は自分の活動そのものが、よきタイミングで必要な出会いをもたらしてくれるから。

こんなことを書くと、さらに誘われなくなるような気がするけれど(苦笑) 6人くらいまでのしっとりした集まりなら、割と喜んで参加してます。

自分が何に消耗するのか、把握しておくのはけっこう大事なこと。