#238 感情の揺れる上限値【三日坊主とひとりごと】

できる限り、仕事以外のことで
心を揺さぶられたくない、
と思ってしまう時期がある。

いま、まさにその
真っ只中である。
(定期的に訪れる)

“揺さぶられる”の
境界線がどこか、は

正直自分でも、まだ
よくわかってないのだけど。

このゾーンに突入すると、

自分から積極的に
集まりなどに顔を出すことが減り

エモーショナルな
映画や小説などに触れることが減り

とにかくできるだけ平常心を
保とう、保とうとしはじめる。

とくに映画と小説からは
距離を置くことになる。

繊細な人の心理を描いていて
静かに心の片隅から
さざ波を立ててきそうな
作品なんかは絶対NGだ。

「人が1日にできる
意思決定には限りがある」

という話があるが、

感動したり、締めつけられたり、
もやもやしたり、ざわついたり、
押しかくしてたつもりの
心の琴線にふれてしまったり、

そんな「感情の揺れ」にも
きっとキャパシティがあって

その振れ幅の大きさに
疲れ果ててしまうことが
あるのでは、と思ったり。