タリーズコーヒー創業者の
松田公太さんが書かれた
『仕事は5年で辞めなさい』
という本がある。
それは決して
「石の上にも○年」的な
アレではなく、
推奨されているのは、
ものごとを、大きく5年くらいの
スパンでとらえ、考えること。
確か読んだのは学生時代
だったと思うのだけど、
内容にとても共感した私は
社会人になってから、特に
その感覚を大事にしてきた。
なぜなら、社会に出ると
向こうから勝手にやってくる
「節目」がないからだ。
待っているだけでは、
入学も卒業もない。
節目ができるのは、
自分が何かを決断したときだけだ。
25歳ではじめての
正社員になったときは
正直、なんのビジョンも
なかったけれど。
30歳を目前に
独立を決めたとき、
「35歳までは
フリーランスでがんばって、
それからまた
次の決断をしよう」と
ひそかに自分に誓った。
そして今日、
わたしは34歳になった。
あと、1年。
この4年間で、
どこまで進めたか。
これから、どう進もうか。