取材のときに、
「いちばん大変だったことは?」
とか
「いちばんのやりがいは?」
とか
つい、安易に聞いてしまいがちだ。
最近すごくそれを反省している。
なぜなら、自分に置き換えて考えると
「あれっ、答えられん」と
気づくから。シンプルなことである。
わたしがいちばん困るのは
雑談のなかでたまーにされる
「最近楽しかったことは?」
みたいな質問だ。
聞かれた瞬間、思いっきり
答えに窮してしまうので
(仕事ばかりで楽しくないのか…)
とか思われてそうだけど。
あまり、自分は
「楽しいか楽しくないか」
という尺度で、
ものごとをかんがえていない気もする。
仕事も、生活も。
そんなことを悶々と考えていたら
仕事でとっても“うれしい”ことがあった。
詳しくは書けないのだが、
少なくとも2、3日浮かれていた。
「楽しさ」ではなくて
ほんのときどき、ご褒美のように
手元にやってくる「うれしさ」。
そんなわずかな一瞬のために、
日々駆け回っているのかもしれない。