台風が過ぎたあと、
外出しようとしたとき
家のなかより
外のほうが涼しくて、
「ああもう夏も終わりか」
と思った。
夏にはそれほど
思い入れもないし、
レジャーやアウトドアを
楽しむタイプではないので
（もう10年以上行ってない）
だからといって
なんということもないのだけど、
一種の寂寥感を
感じるのはなぜなのだろう。
仕事的には、8月のお盆が過ぎると
毎年、一気に案件が動き出す。
夏のひとときが終われば
バタバタとあれこれ
対応しているうちに、
もうあっという間に年末である。
9月に入り、
今年の売上の見通しも
だいたい目処が立った。
とりあえずほっと
胸をなでおろしている。
ただただ盲目に、
自分の身もかえりみず
突っ走っていた去年よりも、
適度に休みながら、
じっくりとひとつずつ
考えて取り組んできた今年の方が
かなりの成果につながっていて。
いま、その意味を
しみじみと考えている。
とはいえ、来年以降の
保証はなにもない。
また、次のことを考える。