自分が書くばかり、
なにかを絞りだすばかりの
日々から少しはなれ、
この夏は、いろいろな
すばらしいコンテンツに
触れることができた。
久しぶりに
ミステリーの王道、
アガサ・クリスティの名作に
どっぷりつかり
Twitterで話題になっていた
Nomberの甲子園特集号を買って、
「これぞ雑誌!」という
企画を堪能し
シン・ゴジラを2回見て、
迫力の映像と、すみずみまで
行きわたったディテールを
心ゆくまで楽しみ
ふだんスポーツなんて
ろくに見ないくせに、
リオ・オリンピックの
さまざまな闘いに感動して
小林賢太郎さんのコント公演
「カジャラ」で、
片桐仁さんとの共演に
笑い転げながらも、
胸を熱くしたりした。
誰かが、自分の想いや信念を傾け
ときには人生をかけて
つくりだし、生み出したものには
人になにかをもたらす
壮大なパワーがある。
それを存分にチャージして
今度は自分が、
“つくる側”に戻っていく。
それを見た誰かに、
パワーを感じてもらえるように。