#140 カメレオンになりたい【三日坊主とひとりごと】

「文体」って、表情と同じだと思う。
文章の表情。

はっちゃけたことを
仏頂面では書かないし、

ハードボイルド調の文を
穏やかな笑顔では書けない。

ちなみにこの雑文は、
普段の仕事ではあまり書かない、
である調のこんな文体。

ということをルールにしている。

別にかっこつけてるわけじゃないし、
世の中を憂えているわけでも
ないのだけど。

どうも覇気がなさそうな
印象を与えていたらしく、

いろんな人に心配されていた。

だから、

いっそのことぜーんぜん違う文体に変えてみようかな? とか思ったんですけど、それも今さら感があるじゃないですか。だから伝えたかったんですよね。文体によって印象がガラッと変わるのを!

「自分らしい文章」を模索する。それもひとつの解なのかもしれない。しかしそれだけが正しいのだろうか? 否、文筆業を営むと決めた以上、私は自分の筆で描かなくてはならないのだ。あらゆる豊かな表情を。

つまり
「ワザとだから心配しないで」です。