このあいだ、はじめて
オーディオブックを試してみた。
いろんな書籍を、
音読した音声ファイルを
販売しているアレである。
以前から気にはなっていて、
ようやく本格的に
試したのだけど。
結論からいうと、
私にはイマイチ。
ラジオは大好きだし
ポッドキャストもよく聞くけど、
なぜか本の音読はダメ。
いくつか試してみたけれど、
ぜんぜん内容が
頭に入ってこなくて。
で、
そもそも私、なんで
オーディオブックを
試してみようと思ったんだっけ?
と我にかえったわけだけど
あわよくば、もっと
効率的に大量のインプットを
していきたいという、
よこしまな気持ちがあって
でもそれなら、ちゃんと
活字で本を読もうぜ、と
自分で自分にツッコミを
入れてしまった。
スマホがなかったころ、
時間のスキマを埋めていたのは
本か音楽だった。
……一瞬そう考えて、
すぐに思い直した。
人生のスキマを埋めるために、
本や音楽にふれていたわけじゃない。
まちがっていたのは
たぶん、そこからだ。