#107 離れてから気づくこと【三日坊主とひとりごと】

駅に降り立った瞬間に
「この街で暮らそう」と
決めたときから

梅ヶ丘は、私たちにとって
とても大切な場所になった。

新宿から小田急線に乗り15分。
下北沢からのんびり歩いて30分。

若かりし頃の母が
青春時代をすごし

それから30年以上の時を経て
その娘たちが愛した小さな街。

渋谷からバス1本で20分。
三軒茶屋まで世田谷線に揺られて15分。

なぜか、梅ヶ丘駅前には
どんぴしゃな飲食店がなく
よく夕飯難民になっていたけれど。

となりの豪徳寺駅には
ちょうどよい感じの商店街があり

羽根木公園を挟んだ逆側にある
井の頭線の東松原駅からは
渋谷にも下北沢にも、
吉祥寺にだって1本で行けた。

たった3駅。豪徳寺から数えれば2駅ぶん
先の街に引っ越しただけなのに、

梅ヶ丘、めちゃアクセスよかったんだな!!
と痛感する毎日である。

ちょっとした乗り換え、
ちょっとした距離の移動、
ちょっとした待ち時間。

ずいぶんと恩恵にあずかってきたんだね。

ありがとう。