今年前半、私には珍しく
東京以外の土地を
訪れる機会がけっこうあった。
しかも自然の多いところ。
松山、佐賀、島根、鳥取、長野……。
今の拠点である
東京の6畳の部屋には
それほど不満はないのだけれど
いろんな土地で
空港や駅に降り立って、
すごく開けた青空とか
ずーっと続く緑が
風に揺れているところだとか
そういう、なんというか
「ばーん!」と広い空間と
「ばーん!」と対面すると
「ああなんか、私疲れてたかも」と
身体で感じる瞬間が
けっこうあった。
自覚はない。
自覚はないし、
「ちょっと疲れてて…」という
感覚もほとんどないんだけど。
(そして別に元気がないわけでもない)
不思議なもので、
自然が不足しがちな
生活を続けていると、
身体感覚もだんだん
麻痺してくるのかもしれない。
秋の連休は、地元・那須にて
そんな麻痺した
感覚をチューニング中。
ただし、
環境がのどかすぎて
あまり仕事は
はかどりません。
……まあ、たまにはいいかな。