#010 冷血【読書メモ2025】

10冊目:冷血(上)(下) 『レディ・ジョーカー』『マークスの山』を読んだときの体験を期待して手に取ったのだけど、ぜんぜん違う性質の小説でちょっと戸惑い、今求めていた読書体験とはちがったので、今回は申…

#007 犬神家の一族【読書メモ2025】

7冊目:犬神家の一族 昨年末くらいに、横溝正史のドラマシリーズ(70年代の作品)をたまたま見返したくなる波がきて、ひと通り映像作品を眺めた。でもそういえば、ちゃんと小説は読んだことなかったような気がし…

#005 言葉のズレと共感幻想【読書メモ2025】

5冊目:言葉のズレと共感幻想 今読めてよかった。言葉のズレ、認識のズレについての議論がとても参考になった。 第一章:「言葉」という砂上の楼閣 言葉は抽象化の産物であり、人によって定義が異なる。それがコ…

#002 不完全な司書【読書メモ2025】

2冊目:不完全な司書 昨年からずっと気になっていたルチャ・リブロの青木海青子さんのエッセイ。「今年はまた本を読みたい」と切実に思って、手に取り、ゆっくり読んだのがこの本でよかったと、心から思う。 折に…