はじめは、「ほぼ日」の
対談がスタートしたのを、
何気なく見たことだった。
http://www.1101.com/terao_gen/
「へぇ〜、
おもしろい人が
いるんだなあ」と思った。
糸井重里さんが
絶賛していた、
そのトースターは、
20,000円するという。
さすがに手が出ない。
でも数日後、
対談を読み終えた私は、
すっかりそのトースター……
いや、その「会社」自体に
魅せられていた。
▲トースターの“ストーリー”
(公式サイトより)
https://www.balmuda.com/jp/toaster/story
父の日のプレゼントに、
実家に一台、その
高級トースターを買った。
東京からはるばる
買っていった、
しけたようなクロワッサンは
みごとに「リベイク」され、
うそみたいな味になった。
たかがトースター、
されどトースター。
寺尾社長が描く「ストーリー」は、
なぜか心地よく
わたしの心を動かす。
そして、届いたプロダクトも
なにも文句のない、
圧倒的なクオリティだった。
次はどうやら
「電気ケトル」らしい。
https://www.balmuda.com/jp/pot/
10,000円の電気ケトル。
「カップ麺にお湯を注ぐ」
それだけのシーンを
こんなにすてきに描ける会社を、
私はほかに知らない。