「文章を書くことを生業にする」のが
“ライター”の定義であるならば、
ライターになりたい人って
多いんだなあと、ときどき実感する。
ライターあるあるが
SNSで共感の嵐(とまでは言わないが)を呼び、
クラウドソーシングでは
ライター予備軍の人たちが
単価数百円の案件に群がっていたりする。
「どうやってライターになったんですか」と
聞かれることも多いし、
昨年アシスタントを募集したら
私なんかのところに
20人以上の応募が集まっておののいた。
でも、と
思う。
私は本来の定義からすれば
純粋な“ライター”ではないと思う。
案件によっては
デザインのディレクションすることもあるし、
ウェブ制作や、印刷の見積だって出す。
広報コンサル、Wordpressの更新、SNS・メルマガの運用。
やれることは何でもやる。
「書くことができる」だけでは、何もできない。
逆にいえば、「別の何か」との掛け合わせで
「書く仕事」の可能性は広がるのかもしれない。