私は本を持ち歩くとき、
必ず外のカバーをはずす。
読むときに邪魔だし、
バッグのなかで
すり切れたりするのが
イヤだから。
本屋でかけてくれる
カバーもほとんど、使わない。
しかしその結果、
どうなるかというと…
家のあちこちに、
はずした本のカバーと
カバーがなくなった本が
それぞれ所在なさげに
積み重なっていくのである。
いや、読み終わったら
ちゃんとカバーかけて
本棚にしまえばいいのは
わかってるけど！
今日そこらへんに
散らばったカバーと本を
かきあつめて、
久しぶりに片づけてみたら、
カバーがはずれたまま
放置されてた本が、
30冊くらいあった。
30冊って。
行列に数人並び出すと
どんどん人が集まる！
という原理と一緒で
数冊、本がばらけて置いてあると
本棚に収めなきゃ、という気が
だんだんしなくなってくる不思議。
あっという間に、
部屋のあちこちが
本の山に…。
しかも読了してない本、
積ん読本が山のように
発掘された。
正直このクセ、治る気がしない。