#696 とある危機感【三日坊主とひとりごと】

しばらくのあいだ(下手するともう5年くらい?)、ライターとしての仕事は「知人かご紹介のみ」で受け付けていて、自分から積極的な営業は一切していなかった。(それでも途切れず仕事をいただけていることに、まずは感謝しなければならない)

でも今年、正確には昨年末から、ライターの仕事“以外”のところで久しぶりに、企業から出ている求人的なものに応募する、というアクションを何度かとっているな、とふと思った。思い浮かぶのはどれも、ここ1年以内のことだ。

これは別に、今年の目標をそう掲げたわけではなく、思い立ったときに行動していたら自然とそうなっていた。進行中のものもあるので具体的には書けないのだが、たまたま「応募してみようかな」と思うものが今年は目についたのだと思う。そういうモードに入っているのだろう。

最初は、大学図書館で働いてみるかと、急に思い立って10年ぶりくらい(いやもっとかな?)に履歴書を書いたのが2023年12月。その前に履歴書を作ったの、いつだ。全然思い出せない。

ゼロの状態で何かに手を挙げる行為は、自分自身を振り返るきっかけになったりする。ベースや文脈なんかをまったく共有していない場所で、イチから何かをはじめること自体が新鮮だ。

ずいぶん長いこと、過去の貯金(人間関係的な意味で)に依存して生きているなぁと、ほんのり抱いていた危機感が、わたしにそんな行動をとらせているのかもしれない。