#663 物理的な距離【三日坊主とひとりごと】

「見直したいのは時間の使い方」とぼんやり思っていて、思っているばかりで身体と気力がついてきていなかったのだけど、さすがに、8畳1部屋のなかで仕事と生活とあれやこれやの時間をぜんぶ切り替えるのはちょっと無理が出てきたな、と痛感し、近所のワークスペースを100年ぶりにリサーチするなどした。

数年前に比べてずいぶん選択肢が増えたなと思う。ちょっと調べたら近くにたくさん同じ会社が運営するコワーキングスペースができていて、値段もそこそこだったので朝7:00から予約した。原稿を書くなら早朝から午前中まで。午後や夜は脳みそが回らないので。

自宅から徒歩30秒の場所にもそのスペースがあったのだけど、さすがにもう少し「切り替える」ための物理的な距離がほしいな? と思い、電車で15分くらいの場所を選んだ。これが電車を乗り換えたりして30分、1時間かかると、満員電車に巻き込まれやすくなって逆にストレスだから要注意。

いざそこにやってきたら(実は今ここ)、夏休みだからか、それとも単に早朝だからか、ほぼ貸し切りで快適だ。この手のワークスペースはめちゃくちゃ狭くて閉塞感があることも多いけれど、天井が高かったり、窓が大きかったりして悪くない。

誰かが「みんないろんなことを考えすぎているのは、考える時間があるから」と言っていた。わたしも大概、考えすぎなのかもしれない。もっと本能的に、そして物理的に動いてみてもいいのかも。