何か書いておかないと、そのうち自分の感情が埋もれて見つからなくなってしまいそうな気がした。そもそも、この記録(書き散らし)をはじめた理由もそれだった。そのことを、久しぶりに思い出した。
先に最悪のケースをいろいろと想定できていたからか、思ったより冷静に日々を過ごせている。年齢的にも、いつかくることとして覚悟はそれなりにできていたらしい。
10年前のぼろぼろな自分のことは正直あまり鮮明に覚えていないけれど、感情も何もかも迷子になって自分でもどうしていいかわからなかった。少なくとも、あのときよりは100倍冷静だ。たぶん。
自分の調子もそんなによくない最中なので、ちっとも思考が進まない。「何時にご飯で栄養面に気を付けるとするとこれを何時から何人分つくる」みたいな生活のことを考えると、もうそれだけで自分の脳内がキャパオーバーになる感覚。
たまってしまっている仕事や調整すべき案件の山を目の前に、やらなきゃ、と思って空いた時間にPCを開いても、ちっともものごとが進まない。まるで進まない。びっくりするくらい集中できない。
ここ数年、深く複雑に考えなければいけないことが爆増しすぎている。人間のウツワはそんなに大きくできていないのだろう。人間の、というか「わたしの」だが。
仕事も生活も、これを機にもっともっとシンプルに考えていきたい。そんな反省とあきらめに近い欲求が、なんだかまた芽生えてきたりしている。