#632を書いてから、たった2週間しかたっていないことに驚いている。もっと長いあいだ、ここを訪れていないような気がしていた。“2021年”なんて、もう記憶のはるか彼方に消え去ってしまった。
昨年もそれなりに気を張って生きていたのか、年末年始でなにかの糸が切れてしまってから、すこぶる調子が悪い。思うように身体が動かない。というか、脳みそが正常にはたらいている気がしない。今、たぶん何か判断しちゃダメなときだろうな、と思ったりする。
ありとあらゆるものを処分しまくった去年を経て、年末年始はすこし、買い足す買い物をした。身体を温めるもの、着心地のいいもの、部屋を整頓するもの。
そしてまた、変化する社会状況を遠目で眺めつつ、今年もずっと家にいる時間が長そうだな、とぼんやり考える。
今日も頭があんまりはたらいていない。活字は頭に入ってこない。思考が伸びない。白湯を飲んで胃に少しでも温かいものを流し込み、何も考えずに寝具を洗ったり干したりタオルを変えたりしてみる。
静寂に耐えられず、雑談に近いコンテンツを好んで選ぶようになった。どうでもいい雑談、楽しそうな声色のおしゃべりはなんだか安心する。
調子が悪いときに何かしようとしない方がいいのかもしれない。でもじっとしているわけにもいかず、久しぶりに駄文を書き散らしてみる。
吐き出せば、うっかりなにかのネジがはまるかもしれないし、やっぱり何も起きないかもしれない。