自分がどれだけ固定観念にとらわれて生活しているのか、ががっと痛感することがある。だから……というわけではないけれど、「思ってみないこと」を、「これを自分がやったらどうなるんだろう?」と、具体的に考えることをはじめてみた。
たとえば、住む場所。今後、いずれ東京から離れるときがくるだろうな、とは思っていて、その候補地もなんとなく頭にあったのだけれど、「そういえば、別に絶対そこ! と決める必要はまったくなかったな?」と思ったり。
そう考えてみると、他の地域の移住者募集の記事とか、ふっと目に入ってくるから不思議だ。緊急事態宣言があけたら、ちょっと動いてみてもいいかも。
たとえば、プレイヤーになること。なんとなく見ているコンテンツとか、遠くから眺めている世界があって、わたしは“そっち側”には行かない前提で接していたけれど、なんでそう決めつけてたんだろう? とか。
興味がうすいことでも、「もし自分がその世界のプレイヤーになるとしたら」と考えはじめたら、なんだか視野のリミッターがちょっとずつ外れている気がしている。
全部が全部、中途半端に手をつけてまた自分の首をしめる(というか時間を奪う)ことは今は避けたいので、様子を見つつではあるけれど、新しいことを何かしらはじめてみてもいいのかもしれない。
今まであまりふれてこなかったものに接する、その世界をのぞくことからやってみようかな、という気になっている。