NetflixとHulu、Amazon Primeをわたり歩いた結果、「わたしは見たいものをピンポイントでレンタルする方がいいな……」という結論に落ち着いたので、年末にすべて解約した。
TVと同じで、さあ、ここから見放題です!となると、「ふーん、何見ようかな」と、「見たいもの」がないのについつい探してしまう。それで余計な時間つかってしまうんだよな。
ただもちろん、「いい出会い」もあった。
Netflixには良質な海外のドキュメンタリーがたくさんあったし、Amazon Primeにはドラマも多く、まとめて見るのにはちょうどよかった。
そんな中で、「これは見てよかったなー」と思っているのが、こちら。
1997年に経営破綻した「山一證券」の顛末を追ったドラマ。これは本当におもしろかった。
97年当時、なんとなくニュースを騒がせていたのは知っていたけれど、わたしは中学生であまり詳しいことはわかっていなかった。
バブル期がすぎた金融業界、今ふれてみてもなんだかファンタジーかと思うような世界だ。
また同じく経済史がらみで、昨年からちょびちょびと読んでいたのが、こちら。「戦後最大の経済事件」と呼ばれている「イトマン事件」の背景を、当事者のメモを軸にまとめたもの。
ちょうど昭和〜平成の経済史、産業史を勉強したいなと思っていたので、さらにその気持ちに火がついた。
未来について考えるのに、過去のできごとは貴重だ。