#432 過去のできごとにふれる【三日坊主とひとりごと】

NetflixとHulu、Amazon Primeをわたり歩いた結果、「わたしは見たいものをピンポイントでレンタルする方がいいな……」という結論に落ち着いたので、年末にすべて解約した。

TVと同じで、さあ、ここから見放題です!となると、「ふーん、何見ようかな」と、「見たいもの」がないのについつい探してしまう。それで余計な時間つかってしまうんだよな。

ただもちろん、「いい出会い」もあった。

Netflixには良質な海外のドキュメンタリーがたくさんあったし、Amazon Primeにはドラマも多く、まとめて見るのにはちょうどよかった。

そんな中で、「これは見てよかったなー」と思っているのが、こちら。

 

1997年に経営破綻した「山一證券」の顛末を追ったドラマ。これは本当におもしろかった。

97年当時、なんとなくニュースを騒がせていたのは知っていたけれど、わたしは中学生であまり詳しいことはわかっていなかった。

バブル期がすぎた金融業界、今ふれてみてもなんだかファンタジーかと思うような世界だ。

また同じく経済史がらみで、昨年からちょびちょびと読んでいたのが、こちら。「戦後最大の経済事件」と呼ばれている「イトマン事件」の背景を、当事者のメモを軸にまとめたもの。

ちょうど昭和〜平成の経済史、産業史を勉強したいなと思っていたので、さらにその気持ちに火がついた。

未来について考えるのに、過去のできごとは貴重だ。