#424 なにかに飢えていること、その強さ【三日坊主とひとりごと】

ハングリー精神のある人がすきである。

「ハングリー精神」といったって、なにもバキバキ・ゴリゴリの体育会系じゃなくたっていい。(そもそも、わたしも全然ちがう) 何か、心の奥に秘めてる熱がある人。芯の強さがある人。

最近、よく思うことがひとつある。

「なんで! みんな! そんなに自信がないんだ!!」

いやそりゃあ、わたしだって今でも自信なんて全然ない。でもできる限り表には出さず、ときどきちょっと無茶なハッタリをかましては、それに追いつくように一生懸命走ってきたつもりだ。

だから「自信がない」のだけを常に前面的に押し出されてしまうと、「うむ……」と、つい無言になる。

「わたしは誰それみたいにできない」「あれはできない、これはムリ」「わたしなんてああだから、こうだから」

グチをひとつもこぼすな、とは言わない。でも、半分そういう話をしたら、あと半分は「じゃあそれを踏まえて、どうする?」という話をしたいじゃないですか。

誰かに与えられるのを待つ、人に期待するのもいいけれど、あなたの「ハングリー精神」はどこにあるの?

「あれはできないけど、こういうやり方だったらできる」「こうなりたいから、今これをがんばる」「もっとこうしたい、ああしたい!」

いま仕事でやり取りしている人は、そういう前向きな人が多くてとてもいい。

根本的に、「人生サバイバル」みたいな気持ちがあるから、ついつい、そういう考え方を好んでしまう。うん。