日々の生活(仕事を含む)に「しんどさ」が混じりはじめるのは、たいてい、自分の手でコントロールできないことが、日常の半分を超えてしまっているときだ。
「なんで会社がこうしてくれないんだろう」「どうしてあの人はこうなんだろう」と、グチや反発ばかりになってしまったり、「わたしはなんてダメなんだろう」と、できないことばかりが表に出てしまったり。
わたしがフリーランスになったのは成り行きでしかなかったし、さして大きな成功はしていないけれど、「自分の人生は、自分の覚悟次第でどうにでもできる」という体験ができただけでも、すごく意味があったと思う。
「なんだか最近、追われるばかりで疲弊してるな」と感じてしまうときは、知らず知らずのうちに、いろんなことを人任せにしている。
自分のコントローラーを、自分の手に取り戻す。
というか、本当はみんな、それぞれのコントローラーを持っているはずなのだ。
でも自分のコントローラーは、覚悟と意思がなければ使いこなせない。
先日、公開された「サイボウズ式」の記事に、こんなくだりがあった。
「自分の物語を生きる覚悟」。それはとても厳しい言葉でもある。
忙しい時間に流されて、手元のコントローラーを放置していないか。ときどき確認しないと、またどんどん流されてしまう。人任せの方が、そりゃあ楽だもの。
どうなるかはわからないけれど、もう一度、自分自身のコントローラーを握り直してみることにする。