朝から散歩コースに出てみる。が、この“散歩”という言葉のチョイスがなかなかクセ者だった。
森がガチ!(語彙)
のんびり歩けるコースもあったんだろうけど、まったく人気のない生い茂った森に、突如現れる古い祠、古墳らしきもの、点在する「入山禁止」の立て札。
怖かった……。
考えごとどころか、道を見失わないように必死で、田んぼと民家の間のあぜ道に出たときは心底ほっとした。
自然の中じゃ、マジで人間なんて大したことない。ほんとに。
お風呂に入り、ご飯を食べ、ちょっとだけ仕事をする。
最近、たった1,500字の原稿を書くのに苦労することもあって絶望してたのだけど、「あれ?」と思うくらい、するすると書き終えた。
普段の生活、どれだけダメなんだ。さすがにオーバーヒートしすぎていたと反省する。
昨日と打って変わって涼しくなったので、そのままノートに向かう。
「思うままのことを書き出してみる」ワークは、西村佳哲さんのワークショップに参加したときに教わった。
15分ノンストップでひたすら頭に浮かんだことを書きつける。
自分の思考がぐるぐると、同じ1点をさまよってることがなんとなくわかる。
SHOWROOMの前田裕二さんが就活時に行ってたという「内省」(ノート40冊分!)の話をたまたま思い出して、Webの記事を読み返す。
本当は、20代でやっとくべきだったんだろうな。
恥ずかしながら、この歳になってはじめてわかることもたくさんある。