最近、とてもハマっているコンテンツがある。音声コンテンツを配信しているプラットフォーム「Voicy」のチャンネルのひとつ、「風呂敷畳み人ラジオ」。
幻冬舎の設楽悠介さんと、NewsPicksの野村高文さんのテンポ良いトークも心地よいのだけど、なにより内容が毎回濃すぎるしハイレベルだしで、いつもたくさんの刺激や学びをもらっている。
学びを得ているだけではなく、実際の仕事にもかなり生きている。
「風呂敷畳み人」とはなんぞや、というのをシンプルにいうなら、「広げ人」=組織のトップなど、表にバンバン出て活躍している人、「畳み人」=No.2や参謀的な立場で、広げ人の仕事を片っ端から現実に落とし込んでいる人、みたいな感じかな。
事実、すばらしい経営者の方のかたわらには、必ず優れたNo.2がいたりするものだ。
わたしは特定の組織や人の“No.2”ではないけれど、仕事の特性がすでに「畳み人的」だなと思っている。相手がハッキリ認識できていないことを取りまとめて、言葉で伝えられる形にする、という行為そのものが。
「畳み人」という表現によって、なんだか自分が果たせる役割や得意な領域が、ポンっとクリアに言語化されたような気がしている。今まで「ライター」としか言えていなかったのだけど、それが一気に広がったというか。
しかし聞けば聞くほど、ラジオのおふたりは「プロの畳み人」だな……! と感銘を受けることしきりです。